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概要

Center for Planetary Health and Innovation SciencePHIS

人類・社会・自然環境の健康を総合的に考え、研究と教育を通じてより持続可能な未来の実現に貢献することを目指しています。

Planetary Health(プラネタリーヘルス)は、人間の健康、社会のしくみ、自然環境の健全性が相互に深く関わっているという認識のもとに提唱された新しい国際的な概念です。気候変動や生態系の劣化といった複雑な地球規模の課題に対しては、従来のように個別課題を独立に扱う研究だけでは限界があり、分野や国境を越えた新しい連携が必要とされています。

PHISでは、理学・工学・農学・健康科学といった多様な専門性を融合し、柔軟で革新的な融合研究を推進しています。持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する研究・教育に加え、異分野・多様なステークホルダーと協働しながら、地球規模の課題に挑む次世代の人材育成と社会実装にも取り組んでいます。

メッセージ

プラネタリーヘルスの視点から持続可能な未来へ

私たちの健康は、社会の構造や環境の変化、そして地球全体の健全性と切り離して考えることはできません。感染症の拡大、気候変動による健康への影響、食料不安、そして心の健康の低下――これらはすべて、地球の健康と深く結びついています。

プラネタリーヘルスは、個人の健康にとどまらず、社会や地球全体の健康を包括的に捉え、行動する新たな学際的分野です。PHIS(Planetary Health Innovation Science Center)は、科学と社会をつなぎ、地域と地球規模の取り組みを結びつける架け橋となることを目指しています。

いま必要とされているのは、境界を越えたトランスディシプリナリーな協働です。急速に変化する世界に柔軟に対応し、すべての人のウェルビーイングが持続される未来を築くために。
平和と再生を見つめ続ける都市・広島から、私たちはプラネタリーヘルスの学びと実践を広げ、より良い地球社会の実現に貢献していきます。

PHISセンター長

鹿嶋小緒里

私たちのビジョン

人と地球がともに健やかに生きる未来を創る

PHISは、健康・環境・社会のつながりを科学し、地域と地球規模の課題に向き合う学際研究と実践を通じて、持続可能で包摂的な社会の共創を目指します。

広島という平和と再生の象徴の地から、科学と市民社会をつなぐ新たな知の拠点として、未来を拓く人材と解決策を生み出していきます。